会計士のたまごちゃん

公認会計士試験に在学中現役一発合格した私が、公認会計士試験合格のためのtipsをご提供します!

【コスパ最強の最難関国家資格】凡人でも合格できる!公認会計士試験の概要について、お話しします!

こんにちは!

 

会計士のたまごちゃんです。

 

今回の記事では、

 

公認会計士の資格に興味があるけど、試験の全体像がつかめない

 

凡人でも合格できるって聞いたけど本当?

 

勉強時間はどれくらい必要?

 

ブロガー, 脚本家, 絶望的な, 想像力に欠ける, 非創造的, 作家のブロック

 

となかなか試験の概要がイメージしづらい皆さんに

 

公認会計士試験の実態、その真実について、私の経験談を交えながら、お話していきます!

 

この記事を読むと、

公認会計士試験をより理解することができる

ようになります。

私は、試験に関する事前の下調べが不十分でたくさん苦労した経験があるので、

 

皆さんにはしっかりと理解しイメージを落とし込んだうえで、挑戦するかどうかを判断していただきたい

 

と思い、本記事を書こうと思いました。

情報収集を怠ると圧倒的に不利となる試験なので、

 

公認会計士に興味のあるあなたには、本記事を一読することをおすすめします!

女性, 先生, モデル, ボード, ビジネス女性, 黒板, 教育, 教える

 

公認会計士試験の概要

  • 試験は1段階2回短答式試験(4科目、年2回実施)と論文式試験(5科目、年1回実施)
  • 短答式試験に合格した者は、その後2年間は短答式試験が免除される。
  • 論文式試験は、科目合格制が導入され、合格した科目については2年間免除が受けられる。
  • 受験資格要件はなく、だれでも受験可能
  • 合格率は10%前後

 

短答式試験

  • 科目:財務会計論(200点)、管理会計論(100点)、監査論(100点)、企業法(100点)
  • 受験時期:12月5月
  • 出題形式:マークシート
  • ボーダーライン:年によって変動するが、全体の7.5割(375点)を獲得していると安全ライン
  • 足切り制度:1科目につき、その満点の40%を満たさず、かつ原則として答案提出者の下位から遡って33%の人数に当たる者と同一の得点比率に満たない者は不合格
  • 合格率:ここ10年の平均合格率は第I回16.1%第II回12.1%

シー, シート, 塗りつぶし, 論文, 手, 若いです, 人, 肖像画

 

論文式試験

  • 必須科目:会計学財務会計論200点+管理会計論100点)、監査論(100点)、企業法(100点)、租税法(100点)
  • 選択1科目(100点):経営学、経済学、民法統計学
  • 受験時期:8月
  • 主題形式:論述形式
  • 合格率:35%前後
  • ボーダーライン:年によって変動するが全体の52%前後
  • 足切り制度:1科目につき、その得点比率が40%に満たないもののある者は不合格

電卓, 計算, 保険, ファイナンス, 会計, ペン, 万年筆, 投資

 

短答式試験科目の概要

短答式試験に合格しなければ、論文式試験を受験することはできません。

 

短答式試験は会計士受験生にとって、第一関門となります。

 

上記の合格率を見て分かるように、

公認会計士試験の一番の難関が、短答式試験であると考えてよいでしょう。

 

マークシート形式で、暗記していれば解ける問題が多くなるため、

どれだけ細かいところまでチェックし、暗記できているかが問われる試験となっています。

直前期の詰め込みが重要になってきます。

 

ジョギング, 走る, スポーツ, ジョグ, スポーティー, 人種, 動き

財務会計論(200点)

財務会計論は、計算部分の「簿記」と理論部分の「財務諸表論」に分かれています。

財務会計論は、公認会計士試験の必須科目の中で最も配点が大きく、その分長い勉強時間が必要です。

・簿記
簿記の手続きの理解に必要な基本原理、仕訳、勘定記入、帳簿組織、決算及び決算諸表の作成に関わる問題が出題されます。

・財務諸表論
簿記で学ぶ会計処理に関して、理論的に説明する問題が出題されます。

基本的な考え方ができるようになれば、知らない範囲の問題も推測で解けるようになるでしょう。

会計, 報告, クレジット カード, 支払い, 充電, 電卓, ペン, 算数
管理会計論(100点)

管理会計論の短答式は大きく分けると、原価計算管理会計の2つに分けることができます。

原価計算」と「管理会計」はそれぞれ「計算問題」と「理論問題」が出題されます。

こちらの科目は、得意苦手がはっきり分かれてくる科目となっているので、

味方にしてしまえば強いですが、

どうしても苦手な方は半分とれていれば上々であると戦略を練る人も多いです。

マーク, マーカー, 手, 書きます, 生産計画, 操舵, 構造的組織
監査論(100点)

監査論は、公認会計士の独占業務である「監査」に関する科目です。

短答式試験は、多くの問題が監査基準委員会報告書を少し改変して作成されています。

監査基準委員会報告書をマスターすることで、高得点を狙うことができます。

監査, 検査, 審査, 会計, 監査人, 金融, 資料, リサーチ, 確認
企業法(100点)

企業法の短答式試験は、会社法・商法・金融商品取引法に関する問題が出題されます。

こちらは完全に暗記科目なので、暗記力勝負です。

 

論文式試験科目の概要

短答式試験を突破すると続いて論文式試験を受験することになります。

 

この試験は、論述式の出題形式であるため、ただ暗記するのではなくしっかりと理解を重視しながら学習を進める必要があります。

 

短答式試験と違って、浅く広く学ぶのではなく、論文式試験は、狭く深く学ぶイメージを持っていただければわかりやすいです。

 

短答式試験から理解を重視して勉強してきた人にとっては、とっつきやすい試験となるでしょう。

 

試験当日は3日間あって、下記のような日程となっています。

 

1日目:監査論(120分)、租税法(120分)

2日目:会計学(財務会計論:180分・管理会計論:120分)

3日目:企業法(120分)、選択科目・経営学(120分)

 

試験時間も長く、耐久力が必要です。

ぼかし, 閉じる, 女の子, 女性, 手, モデル, 祈る, 待っている

会計学(300点)

短答式試験で覚えた財務会計管理会計の基準や概念の知識を基礎として、

その背景にある理論や考え方が問われます。

 

午前と午後の部に分かれており、試験時間は300分となっています。

 

配点が他の教科と比べて3倍であるように、論文式試験で最重要科目です。

 

会計学を制するものは会計士試験を制する」といわれているくらい重要な科目になっているのでしっかり対策をする必要があります。

本を読む, 図書館, 読書室, 教育, テスト, ワークデスク, 建物, 情報

監査論(100点)

監査論では、財務諸表論や監査基準など法令に関する問題が出題されます。

 

監査の概念や基準、あるシチュエーションで適用される監査手続きが提示され、その背景にある理論を説明しなければなりません。

 

試験時間は120分で、出題数と配点は大問2問100点です。

 

試験では法令基準集が配布されるため、法令の内容を調べることができます。

 

しかし、時間に対して問題の量が多いため、時間をかけて内容を調べられないことを認識しておきましょう。

女の子, 英語, 辞書, 読む, 勉強する, 本, 開いた, 開いた本, 学生

企業法(100点)

企業法は、会社法・商法・金融商品取引法を試験内容とした科目です。

 

会社法に関する問題が多く出題され、商法と金融商品取引法においては一部のみが試験範囲になっています。

 

試験では理論問題が出題され、計算問題はありません

 

問題文では、あるシチュエーションが示され、そのシチュエーションにおける法令の効力や適用可否について説明する問題が出題されます。

 

試験時間は120分で、出題数は大問2問で100点です。

 

租税法(100点)

租税法では次の3つの法令について出題される傾向にあります。

計算問題理論問題が出題され、配分は6:4程度です。

 

理論問題では根拠を問われる問題が出題されます。

 

また、条文の根拠を求める問題もあるため、理解力が問われるでしょう。

 

試験時間は120分で、出題数と配点は大問2問100点です。

 

租税法の計算問題は、練習を重ねれば重ねるほど点数が上がる性質のある問題となっているので、ここで点数を稼ぐ方が多いです。所得税, 計算, 計算する, 事務処理, 税, 所得, ファイナンス, 電卓

経営学(選択科目)(100点)

企業そのものや企業経営のあり方にフォーカスした学問です。

 

企業が取る行動について実態面から分析する学問であり、

経営戦略論、モチベーション理論、リーダーシップ論、コーポレート・ガバナンス論、ファイナンス理論など、幅広い分野を研究対象

として扱います。

 

そのため、基本的な要点を広く浅く網羅した勉強をしておくことが大切です。

 

時事問題が取り上げられることも多いため、最新の企業動向にアンテナを張っておくとよいでしょう。

 

選択科目は、経営学、経済学、民法統計学から選ぶことになりますが、

特にこだわりがなければ経営学を選択することをお勧めします。

 

受験生の9割は経営学を選択しているといわれています。

その理由として、専門分野がない経営学がいちばん学習量が少なく、専門性も低いため、得点が取りやすいなどが挙げられます。

税, 事務処理, 会計, 仕事, ファイナンス, バジェット, 経済, 課税

勉強期間

最短2年で合格することが可能です。

 

具体的に私は、大学1回生の12月から勉強を徐々にスタートさせて、大学3回生の5月に短答式試験に合格、8月に論文式試験に合格しています。

 

私の受けた試験ではコロナの影響により、12月の短答式試験が消滅してしまったのでこのようなタイトなスケジュールとなっていますが、

12月の短答式に合格し、翌年8月の論文式に合格するのがスタンダードだと思います。

 

平均勉強時間は約3,000時間と書かれている記事を見かけますが、これは嘘だと思います(笑)

 

私は大学2回生の4月から毎日10時間以上は勉強することを決意し、本当に成人式以外はそれを実行し続け、ギリギリ合格することが出来ました。

 

なので、単純計算で行くと10時間×16か月×30日=4,800時間以上は勉強していたということになります。

 

一発合格で上記の勉強時間になるので、2,3回受けている人たちは10,000時間を超えることもあると思います。

時計, 時間, 目覚まし時計, 分, 秒, アナログ, アナログ時計

勉強を始める前の注意点

後悔のある選択はしてほしくないので、公認会計士試験について、

注意点を下記にまとめました。

 

公認会計士試験の内容や難易度などを理解せず、予備校の勧誘にのってしまい勉強を始める

このような人はおおよそ途中で脱落します

しっかりと下調べをしたうえで決断しましょう。

 

公認会計士試験の内容や難易度など理解したうえで、それでも私は挑戦したい!公認会計士に絶対絶対なりたい!と決断した方

最低2年間、勉強だけにコミットできる環境を作りましょう。

それから予備校の公認会計士講座に申し込んで勉強をスタートさせましょう。

 

公認会計士試験の内容や難易度を理解したうえで、挑戦したい気持ちは山々だけど、自分にできるのか不安。会計が自分に合っているのか知りたい方

簿記検定2級を受験してみましょう。

この試験で会計士試験のメイン科目である会計学の分野に触れることが出来ます。

受けてみて自分にもできそうだと思った方は、

予備校の公認会計士講座に申し込みましょう。

愛, 心臓, 時間, 贈り物をする, 与える, 取る, 贈り物, 時計, 愛情

終わりに

公認会計士試験の概要に関する説明を読んで、

 

自分には無理だ。。。

努力を継続することが出来ない。。

どうせ頑張っても無駄だ

 

という気持ちになった方もいるでしょう。

女の子, 座って, 桟橋, ドック, 遊歩道, 若い女性, 女性, 悲しい

 

そんな方は、一度視点を変えて、冷静に考えてみてください。

 

人生100歳まで生きるとして、

そのうちたった2%を公認会計士試験勉強に全力を注いで、合格すれば、将来の様々な選択肢を増やす最強のカードを手に入れることができます。

 

残りの人生の選択肢が無限に広がり豊かなものとなるでしょう。

また、難関資格に合格したという事実が、あなたの人生の自信となり、誇りをもって生きていけるでしょう。

 

合格率が低くそこまで到達する人が少ないからこそ、価値があるのです。

 

誰でも合格できる試験に合格したところでなんの面白味もありません。

 

難関であるからこそ、合格した時の喜びは想像を超えるものとなるのです。

 

公認会計士に興味を持ったあなたは、

おそらくとても向上心があって、意識が高い方だと思います。

 

公認会計士試験は、チャレンジ精神のあるあなたにぴったりの試験だと思います。

 

公認会計士業界は、そのようなチャレンジ精神のある人材、逆境に立ち向かうことのできる人材を求めているのです。

 

この試練を突破した時に見える景色は今見ている景色とは全く違う世界になります。

喜び, 自由, リリース, ハッピー, 幸福, 女の子, 夏, 楽しい

無敵になれます!!

 

そんな人生を送ってみたくないですか?

 

この記事をみて、試験の内容や難易度について理解し前述した注意点を読んだうえで、

自分はできる!!やってやるぞーー!

と燃えてきたそこのあなた!!!

 

すぐに行動しましょう!

早く勉強を始めて早く合格することに越したことはありません。

悩んでる時間なんてないんです!

 

この試験は絶対に合格したい!!という強い気持ちを持つことが一番大切なことだと思います。

精神論となってしまっていますが、本当にそう思うのです。

 

その熱を保ちつつ、輝かしい未来だけを目指して頑張ってきた者のみが手にすることが出来る最強の資格となってます。

女性, ひまわり, 自然, フィールド, 夏, 花, ブルーム, フラワーズ

ただ公認会計士になることがすべてではないので、内容を知って自分に合わなかったり、ほかにしたいことがあるのなら、そちらを優先するべきでしょう。

 

公認会計士になることを決断した方は、経験者であるこの私が全力で応援します。

 

皆さんの勇気ある挑戦をお待ちしています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪

 

【合格すれば人生大逆転?!】無限の夢と可能性を秘める公認会計士!その魅力についてお話します!

 

初めまして!会計士のたまごちゃんです!

 

突然ですが、皆さんは現状の生活に満足していますか?

「ストレスを抱えて体調が悪い女性」の写真[モデル:本坊実結]

毎日サークルやバイトに明け暮れる日々で将来が不安だけど何をしていいか分からない…

 

就職活動が上手くいくか不安…

 

将来の夢なんてない…

 

今の仕事にやりがいがない…

 

経済的に不安…

 

そんな不安を抱いたことはないですか?

 

かつての私も同じような状況で、

 

将来の夢なんてないし、自己アピールが苦手で就職活動うまくいく気がしない。。

 

スキルや資格もなく、自分の強みがない。。

 

でも、

 

何か社会から必要とされるスキルを得て、選ばれる立場ではなく選ぶ立場になりたい!

 

将来はいっぱい稼ぎたい!

 

なんていう、わがままな気持ちでいました(笑)

 

なので、学生の頃は、

 

自分のしたいことや、これからの人生の武器となるようなスキル、資格などを必死に探していました。

 

そこで最後に「これだ!!」となって辿り着いたのが、、

 

公認会計士だったんです。

 

「「いいね!」するビジネスウーマン」の写真[モデル:土本寛子]

 

今回の記事では、

 

上記のような悩みを持つみなさんに、

 

その悩みを解決し、かつスキルを活かしながら働くことができ、また幅広い将来の選択肢を手に入れることが出来る夢のある資格である「公認会計士」の魅力

 

をお伝えします!

 

現状の悩みを解決しないまま何も行動しないでいると、仕事にやりがいが持てないまま後悔だけが残った人生で終わってしまうかもしれません。。

 

この記事で、

みなさんの将来の選択肢の一つとして「公認会計士」という道があるのだ

ということを知っていただけると幸いです!

 

公認会計士とは?

公認会計士は、医師・弁護士と並ぶ三大国家資格のうちの一つです。

 

会計のスペシャリストとして、

企業等の公正な活動・社会の健全な発展に重要な役割を担っています。

 

具体的には、公認会計士試験に合格した多くの人は、

公認会計士の独占業務である監査業務を行うことになります。

 

監査業務とは?

「電卓で経費の計算をするメガネ女子」の写真[モデル:SAKI]

監査業務とは、企業が公表している経営成績のデータである財務諸表が、

本当に正しく反映されているのかどうかを、

利害関係のない第三者である公認会計士が第三者目線でチェックし、「適正である」と意見表明をすることで、その情報の信頼性を保証する業務です。

 

公認会計士による監査がなければ、

 

各事業会社が成績を良くみせるために嘘の財務諸表を公表していたとしても、

 

金融機関や投資家などの利害関係者がその事実を知ることは困難であるため、

 

疑心暗鬼となってしまい、事業会社の作成した財務諸表を信頼してそれに基づく投資判断を行うことが出来ません。

「組み手中でも相場のチェックに余念がない個人投資家」の写真[モデル:大川竜弥]

 

そこで公認会計士が、この情報は「適正である」、「適正ではない」、「一部を除いて適正である」と意見表明することで、利害関係者は安心して企業が公表している情報が信頼できるものなのかどうかを知ることができるのです。

「今年の経費を計算する」の写真

公認会計士の多様なキャリア

公認会計士は、専門知識と確かな分析力・判断力をもとに重要な役割を担います。

 

IT化や経済のグローバル化・ボーダーレス化が進むに従い、公認会計士へのニーズは一層高まっています。

 

また、待遇や仕事内容において男女が差別されることは無いです。専門性が高いので、結婚や出産で退職をしても再就職が可能であるため、女性にやさしい業界であると思います。

 

監査法人でキャリアを積んだ後は、転職する事も可能。コンサルタントや企業のCFOなど、自分の得意分野や興味に応じた「キャリアの扉」が無数にあります。

 

また、会計は世界の共通言語といわれることもあるように、

 

会計×英語の相互作用によりグローバルに活躍することも可能です!

 

Big4と呼ばれる4大監査法人では世界各国に拠点が存在するため、

海外駐在に挑戦することもできます!

引用元:https://jicpa.or.jp/cpainfo/fascination/

 

公認会計士の力が、ビジネスの、経済の、そして社会そのものを動かす力になります。

 

限りなく広がる可能性と夢を手に入れる選択がここにあるのです。

 

安定した高収入

公認会計士試験に合格し、監査法人に就職すると、年齢に関係なくスタッフという位からスタートします。スタッフの初任給は年収500万円~600万円程度です。

その後4-5年程度で、シニアスタッフになり年収が650万円~。残業を多くする人は年収が1,000万円近くになります。

その後はマネージャー(800万円以上)、シニアマネージャー(1,200万円以上)といったキャリアパスになります。

「「当社は、チームワークを大切にし、協力し合って目標を達成しています」風の求人広告は大抵ブラック」の写真[モデル:金子周平]

AIによって仕事は奪われるのか?

AIによって公認会計士の仕事はなくなるなんて言われることがたまにありますが、現状全くそのような心配はないです。

 

なぜなら、家族という一つの組織を成り立たせるには家計のやりくりが必要なように、

 

企業が活動を行う中で会計は必要不可欠な要素であるので、

 

公認会計士にはとても幅広いニーズが存在するからです。

 

AIは定められたルールに基づいて業務を処理しますが、公認会計士の業務はクライアントとのコミュニケーションがとても重要です。

「会話が弾む会議の様子」の写真

監査業務においては、コミュニケーションを行う中で、必要な情報が入手出来たり、問題を早期に発見し対応することが可能となります。

 

また、公認会計士自身に最終的な意思決定権が存在するため、公認会計士の存在は法律上必要とされています。

 

コンサルティング業務においても、クライアント企業の分析・評価・改善方針などを提案していくことが必要となるため、AI技術による画一的な処理では、顧客ニーズを最大化できないリスクが生じる点を鑑みても、

 

少なくとも皆さんが生きている間で、公認会計士の仕事が完全になくなることはないと考えてよいでしょう。

 

公認会計士試験に合格し、監査法人でスタッフ2年目として働いている私の現状

私は、大学3回生の時に公認会計士試験に合格し、監査法人に入所し学生非常勤として1年間働いた後、今年の4月から常勤として働いています。

学生非常勤時代は時給約3,000円で働いていたため、多くのお給料を手にすることが出来ました。

 

この大学4回生の1年間は、

 

これまで頑張ってきた自分のご褒美として貯金などは一切考えず、これまでやってきたかった事(旅行、友達と値段を気にせずショッピングしたり、お高い食事を食べたり、、)を全部かなえることが出来ました!

 

この黄金の一年間はおそらく人生で一番楽しい時期だったと思います。

「ビットコインHODL」の写真

監査法人の繁忙期は3月決算が終わった後の4,5月なので、常勤になってすぐは繁忙期でかなり疲弊しましたが、その分の対価としてお給料はたくさんもらえます。

 

繁忙期では月に40万円以上もらえていたと思います。

 

繁忙期が終わった6月以降は、繁忙期で稼いだお金でプライベートでたくさん使うのが会計士の習性だと思います(笑)

 

私は3月決算のクライアントと12月決算のクライアントを持っているので、

繁忙期は1,2月、4,5月です。

 

繁忙期は本当に大変ですが、繁忙期以外は本当にホワイトに働けると思います。

 

毎日定時で上がれますし、

業務もそれほど重くないので、担当しているクライアントの理解を深めたりする自己研鑽期間という感じで、

そういった意味ではメリハリのある働き方が出来ているなと思います!

「腕組をする庶務二課の女性」の写真[モデル:土本寛子]

監査法人の方は苦しい試験を突破したからなのかわかりませんが、

 

みんな穏やかで優しい方ばかりなので、

 

たくさん教えていただいていて、

勉強になり日々成長を実感できますし、

 

基本土日がお休みでプライベートも充実しているので、

 

毎日、

公認会計士試験に合格して、この監査法人に入ることができて本当によかったなー

と心の底から思っています。

「海岸沿いを歩く後ろ彼女の後ろ姿」の写真[モデル:茜さや]

公認会計士になるには?

公認会計士試験に合格

 

②2年間の実務経験の要件と補習所の単位取得要件を満たし、修了考査に合格

 

③「公認会計士」の登録

 

上記が公認会計士になるまでの流れとなります。

 

しかし、

 

公認会計士試験に合格さえすれば監査法人に入所し実務を経験することが出来ます

 

公認会計士試験が登竜門であり、

 

修了考査は比較的合格率も高いので公認会計士試験を受ける前から修了考査の心配はしなくて大丈夫です。

「今日も課題でてんてこまい」の写真

公認会計士試験とは?

公認会計士試験には、一次試験二次試験があります。

 

一次試験マークシート方式の試験であるのに対して、

 

二次試験論述式の試験となります。

 

出題内容は被っている部分もあり、一次試験は浅く広く対策するのに対して、

 

二次試験は狭く深く理解が問われる問題となっています。

 

一次試験5月12月二次試験8月に行われます。

「計算機のボタンを押す指」の写真[モデル:SAKI]

合格率は約10%難易度の高い試験になっていますが、

 

この試験はしっかり対策を行い正しいやり方で努力を継続すれば、いつかは必ず合格する試験であると思っています。

 

実際に私は大学受験の経験もなく、

 

普通の私立大学に通っている普通の女子大学生でしたが、

 

目標に向かって努力を継続することができるのが私の長所だと考えていたので、

 

公認会計士試験は、凡人でも努力すれば合格できる試験であると聞き、

 

その言葉を信じ試験当日まで遊ぶことなく努力し続け、結果合格することが出来ました。

 

この凡人の私が合格しているという事実が、公認会計士試験は努力すれば合格できる試験であることを裏付けていると思います!

「テーブル上の確定申告書類と電卓」の写真

終わりに

人生100年時代と言われているこの時代で、

 

たった2年必死に勉強し、公認会計士試験に合格さえすれば、

 

社会的地位、経済性、将来性、安定性、その全てを手に入れることができます!

「OKサインをする赤い若い女性講師」の写真[モデル:SAKI]

私も、数年前まではごく普通の学生だったのに、本当にたった2年でこんなにも変わるのか?!と今でも状況の変化にいい意味で戸惑っています。(笑)

 

そのくらい夢のある資格なので、

 

特にやりたいことは無いけど、頑張って資格を手に入れて自分の人生を花咲かせたいと思っているやる気と向上心のあるそこのあなたには、公認会計士になることをおすすめします!

 

ただし、合格までには相当の根性と努力が必要なので、その覚悟を持った上で取り組んでいただければと思います。

 

少しでも気になった方は

 

今すぐ予備校や経験者から話を聞いて情報を収集しましょう!!

 

事前の情報収集が覚悟を決めるうえでとても大切です。

 

また、自分に会計の適性があるかを知りたい場合は、

 

簿記検定2級を受けてみましょう。

 

これに合格することが出来れば、適性に問題なしと判断してよいでしょう。

 

さあ、時間は有限です!

 

まずは、行動してみましょう!!

「セミナー参加者にエールを送る女性講師」の写真[モデル:SAKI]

 

本記事が、読者の皆さんの会計士人生に踏み入れる1つのきっかけとなれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*)